平成29年5月鳥羽,蹴上での「おいしいお茶の淹れ方講習」開催報告

上下水道局とのコラボ事業

5月初旬,京都市上下水道局と協力して,鳥羽水環境保全センター(以下,鳥羽)と蹴上浄水場(以下,蹴上)の市民一般公開に合わせて,「おいしいお茶の淹れ方講習」を実施しました。
この季節,鳥羽の施設内には藤が,蹴上にはツツジが咲き誇り,様々なイベントも併催されるため,多くの市民さんが訪れます。鳥羽は5月1日(月),蹴上は6日(土・祝)に,日本茶インストラクターさんを招き,「おいしいお茶の淹れ方講習」のブースを設けました。

開催の目的

緑茶といえばペットボトル茶しか知らない人が増えています。日本茶インストラクターさんが淹れたおいしいお茶を飲んでいただき,ゆっくりとお茶を淹れることの大切さや,おいしさをあらためて感じてもらい,茶葉から茶を淹れる人を増やすことで,ペットボトルごみの発生抑制につなげることを目的に開催しました。用意したお茶(煎茶)は京都府和束町(宇治茶生産量の4割を占める)で採れたばかりの新茶です。
事前の申込はとらず,一般公開に来場しブース近くを通られた市民さんに声を掛け参加を募ったところ,鳥羽では88人,蹴上は100人の方々が参加してくださいました。内容は,20分程度の講習と,その後,ごみ減事務局から開催趣旨などを5分程度で伝え,アンケートや「リーフ茶愛好宣言」を記載してもらいました。

表1 鳥羽,蹴上,各会場開催概要 (クリックすると大きくなります)

ごみ減からのメッセージ

ごみ減事務局から,「リーフ茶の普及で,ペットボトルを減らそうキャンペーン」という事業に取り組んでいることを伝えると,「なぜ,ごみ減量の団体が『おいしいお茶の淹れ方講習』をするのか」と思っていた人たちも,すぐに趣旨を理解してもらえたようです。
近年国内での茶葉生産量が大きく減り,その分,ペットボトル緑茶の占める割合が年々高まっています。空きペットボトルのリサイクルにしても,費用負担の問題やリサイクルの海外依存率の高さなど,多くの問題があることを駆け足で紹介しました。

※リーフ茶とは,茶葉から淹れた茶のことです。

参加者の反応

鳥羽では,11時、13時、14時、15時の4回、「おいしいお茶の淹れ方講習」を実施しました。藤を見に来られた方たちに声をかけ、各回20人程度テントに入ってもらい実施しました。蹴上では終日曇り・雨の天気で、人手がまばらだったため,5人以上集まれば実施するようにしたところ,鳥羽の参加者88人より多い計100人が参加してくださいました。いずれも用意した茶葉を使い切るほどの盛況でした。
参加者の中には,「ここに来て,こんなにおいしいお茶を飲めるとは思ってもいなかった」との言葉をくださった方がありました。

これまでと比べても

参加者には,アンケートや「リーフ茶愛好宣言」を書いていただきました。表2はアンケートをまとめたものです。これまでに,梅小路公園(下京区,2016年12月4日),常寂光寺(右京区,12月11日),東福寺(東山区,2017年3月25日)と回を重ねてきましたが,これまでと比べて,今回の両会場ではアンケートの提出率が格段に高く,「今日飲まれたお茶の感想」や「今後のリーフ茶の利用は増えそうですか」の問いについても好意的な声を得ました。今回の両会場では「おいしいお茶の淹れ方講習」の後,すべての参加者に開催趣旨等を伝えたことで,これまで以上に高い反応(共感)を得ることができたと思います。
リーフ茶愛好宣言については,リーフ茶の普及で,ペットボトルを減らそうサイトの「リーフ茶愛好宣言」に掲載しています。http://kyoto-leaftea.net/declaration/

表2 鳥羽,蹴上,各会場アンケートまとめ (クリックすると大きくなります)

 
 
鳥羽会場の様子

   

蹴上会場の様子

以上

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