やっぱり家庭ごみ増えている
2月27日より学校が休校になり、4月7日には緊急事態宣言が出され、在宅勤務の人が増えました。家庭から出るごみの増加は多くの人が実感されていると思います。近隣市のデータですが、京都府宇治市では今年のゴールデンウィーク中のごみ収集重量が昨年同期より可燃ごみ13~28%、不燃ごみが31~55%増加し、京田辺市では4月の大型ごみ収集量が昨年比21%増加したたそうです(5/20京都新聞記事より)。京都市も同じような状況のようです。
大型ごみにしても、在宅勤務が増え、「この際、部屋の模様替えを」という人が増え、断捨離などで増えたのでしょう。「おねだん以上、●トリ」の店の駐車場は連日昼間から満車。「在宅とはいえ、“勤務”じゃないの、この人たち?」と思いますが、そこは突っ込まないようにします。
で、プラごみは?
具体的なデータではありませんが、ごみ減事務局スタッフの近所のごみ出し光景から、容器包装プラごみの増え方を見てみましょう。約20世帯のプラごみをこの場所に集めています(プラごみ回収は週に一度、固定曜日です)。
1枚目の写真はゴールデンウィーク前の4月16日のものです。写真に書き込んでいるように8時51分に撮影しています。目視でざっと16袋排出されています。
2枚目は、ゴールデンウィークが終わった5月21日。この日の午後に京都府の緊急事態宣言が解除されたので、このごみはSTAYHOME期間内のものです。撮影は9時38分。目視で24袋ほど。撮影時間が少し遅めになりましたが、袋数でゴールデンウィーク前のざっと1.5倍ありました。
すでにゴールデンウィークが明けて一週間経っていますが、緊急事態宣言の延長はプラごみの排出量にも影響しているようです。
3枚目は、撮影時間ははっきりしませんが、今年の正月明け、最初のプラごみ回収の時に、「いつもよりかなり多いなぁ~」と思って撮った写真です。
正月明けのごみって、普段より多くなるものですが、今のごみ量はほぼそれに匹敵するほど出ています。たしかに外出せずに自粛生活をみんながしっかり励行した結果ではありますが、ぼちぼち減らしていきましょう。