立命館大学法学部の学生から寄せられたリーフ茶講義の感想
2017年10月11日AM 立命館大学法学部「現代環境論」
木原浩貴講師担当授業(主に1回生と2回生)での記述回答 30件
2017年10月11日午前,立命館大学法学部木原浩貴講師担当授業「現代環境論」で,「リーフ茶の普及で,ペットボトルを減らそう」をテーマにした講義をする機会を得ました。受講者はおもに1回生と2回生。以下は,アンケートに記載された学生たちの授業感想です。(アンケート提出数は37。自由記述記載数30)
以下,アンケートの自由記述欄記載の講義感想
リーフ茶のプロジェクトが非常に素晴らしいと感じ,私も何かの形でそれに関わっていこうと思いました。
リーフ茶の方がお金も資源の意味でもお得だと知った。しかしペットボトル飲料は便利だ。利便性の問題をなんとかしないとリーフ茶の利用は増えていかないと思った。
ごみ問題にとどまらず,食料自給率との関係についても知り,新しい視点で問題について知ることができた。リーフから淹れた緑茶を飲むことはあるが,ペットボトル緑茶を飲むことの方が多かった。容器包装や運搬にかかる費用,CО2発生量を削減する意識を持ってリーフ茶の良さを広めていければと思う。
現代の人々は自身の利益しか考えない人が多くて,リーフ茶の普及は難しいです。「便利」は大事の時代。企業なども,自分たちの商品が売れなくなることに不満があるのでしょう。自分たちの利益損になるのだから。リーフ茶の普及は,人々の意識は大事だと思います。環境に対する「意識」が必要です。
清涼飲料水は引き続きペットボトルを利用するが,お茶の本当のおいしさというのは興味があるので,自分なりに試してみようと思った。
3Rを知っていて理解しているつもりでいましたが,まだまだ実践できていないなと思いました。分別の先にある環境問題のことを頭に入れて自発的に皆が動いていけるようになったらいいなと思います。私は普段の生活でペットボトルをよく利用するので,少しずつでも減らしていこうと思います。
昔からリーフ茶を飲んでいて,ペットボトルのお茶会はあまり飲んでいなかったので,ペットボトル茶しか知らない人が増えていると知って驚きました。また私は普段お金をあまり使いたくないので,できるだけ消費をしない生活をしていますが,同時に環境にやさしい生活をしているんだなと実感しました。大量消費社会の中で,一人一人が消費によってもたらされる害について考えなければならないと思いました。
リーフ茶の普及を目指すことは大変なことだと思いましたが,今の日本人にとっては(特に若者),リーフ茶の敷居は高く定着は難しいのではないかという疑問が生じました。急須ややかんを準備して茶を作る手間を嫌がる人は少なくないのではないでしょうか。
水筒を洗うのが手間で,忙しいときや,寝坊した時にペットボトルを使ってしまいます。最近は簡易な水筒もありますが,保温や保冷ができないのが多いです。もし,何かよい水筒とか使い方があれば紹介してほしいです。
私は貧乏学生なのでほとんどペットボトルを使いませんが,その習慣を友人にもすすめたい。経済効果の点でもペットボトルを使わないことには意味があると分かった。自販機をどんどん撤去すればよいと思う。
知らない事の話をたくさん聞けて,大変勉強になりました。ごみは各自が注意すれば確実に減ると思いました。私も減らせるようにしたいと思いました。またリーフ茶の話はたいへん心に沁みました。節約もでき,環境にも配慮できるので,これから家から水筒でお茶会を持ってこようと思いました。
私もそもそもペットボトル飲料は飲まないうえに,家でたまに沸かして飲むようなものだったので,このような活動があるのは知らなかった。水やお茶会など家から持ってこられるようなものは,自分で準備した方がお金のムダにもならないし,茶葉から淹れるお茶はおいしいと思うので,ぜひともこちらの活動が多くの人に広がって,ごみの削減にもつながってほしい。
ごみ問題だけのアプローチではなく,教育(子育て),文化,健康などに絡めて,プロモーションすることで,人々の関心をひくという手法が非常に効果的だと思った。
祇園祭ごみゼロ大作戦がこれほど大きな効果をあげているとは思わなかった。
リーフ茶には興味はありますが,下宿に急須がないので,ティーパックで飲んでいます。
「自分がしても意味はない」と思えるような事を,自ら行える原動力がすごいと思った。
リーフ茶の普及という試みは非常に面白いと思った。ごみ問題に対して,自分もできるところからやっていきたいと思う。これからもがんばってください。
私は今抹茶屋さんでアルバイトをしているのですが,その際にお茶を販売するために説明できるようにお茶を試飲したのですが,とてもおいしくお茶の甘み,旨味を感じることができ,多くの若い人たちにも知ってもらいたいと思いました。
ごみ問題について話をきくとなると,今まではきちんと分別しましょう,というものばかりでしたが。なので今回の話はとても新鮮で関心がもてました。リーフ茶に関しては,家に急須があるんですが,1回も使ったことがありませんでした。ペットボトルで飲むお茶が当り前だと思っていたのですが,急須を使ってお茶を沸かして飲んでみたいと思います。あと個人的には祇園祭のごみ拾いに参加してみたいと思いました。
リーフ茶が環境問題を解決する方法の一つだということに関心が持てました。
「ごみを減らす」に関して,私は以前スーパーで働いていたことがあるのですが,毎日多くのまだ食べられるのにいう商品が捨てられているのを見るのがつらかったです。割引をすると売れたりするのをみて,消費と商業と大きなつながりがあるなぁと日々思っていました。もっと経済の観点からもごみをみるべきと思います。私はお茶のまちに生まれたので,リーフ茶に,自分のまちを盛り上げるのにも,個人的にも,すごく応援したいです。私ももっと緑茶を飲みたいです。
色々とごみを減らすために努力していてすごいと思いました。これからもがんばってください。
ごみが発生するまでの時間の経過をあらわしたイラスト(お茶の時間)が心に残りました。
リーフ茶よりペットボトル入りのお茶の消費量が多いのは,茶こしなどを洗うので面倒に思う人が多いのではないかと思いました。私はティーバッグ入りの茶葉でお茶を淹れるのですが,これもリーフ茶のうちに入るのでしょうか。また最近マイボトルを使い始めましたが,思ったよりリーズナブルでペットボトルごみを減らせることに気付いたので,もっと多くの人に使ってほしいなと思いました。
ごみを削減して,そのあと雇用問題がどうなるのか聞きたかった。
海外のごみ処理をコンピューターで管理して民間でごみを出し,行政に夜ごみの回収を減らすという話に興味をもった。
リーフ茶について,ごみが減ること自体は良いことだと思うが,お茶を淹れるための道具を買い,お湯を沸かしてお茶をつくり,更にまたそれを冷やして飲むという手間は,学生たちにとって,大変だと思う。
500mlで150円だとしてもペットボトルの利点をくつがえすとは言えない気がした。
一言で「ごみの減量」と言われても,何も考えてこなかったが,今日の講義を聞いて問題は大きいですが,1人1人で行動しないと変わらないと感じた。1人暮らしなので,リーフ茶を本格的に始めるのはハードルが高いが,茶葉ではなく,お茶パックとマイボトルを使ってみようと思う。
特に1人暮らしをするようになってから,ペットボトル飲料の利用が増えたかなと感じた。正直自分も急須でお茶を淹れられるかあまり自信はないが,今までを見つめ直すいい機会になったと感じた。
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